事例紹介

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居酒屋向け ビールノズル

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既存取引先からの紹介により製作となった案件。

車好きのための、車をコンセプトとしたBARを新規開業するが、生ビールサーバーの注ぎ口をガソリンスタンドの給油ノズルのような形状にしたいとの依頼がありました。

ノズル部分、持ち手部分、レバー部分など、各部位の設計はできていて2D図は存在するものの、それを組み合わせた時にどう取り付けるのか、ビールが流れるホースをどう収納するのか等、全体的な設計はできていませんでした。

特にレバーをどの程度傾けるとビールや泡が注がれるのか、設計上の角度は存在するものの、全体を組み立てた際にどこを支点にどの程度可動させればよいのか、そもそも可動する隙間が存在するのか、といったバランスの調整が必要でした。

そのため、2D図面を支給してもらってからも何度もデータのやり取りや打ち合わせを行い、レバーの可動域が足りない時には支点を修正したり逃がし形状を追加したりと、その都度設計変更を行いました。

設計当初は部品を細かく分割する方向で進んでいたが、途中からほぼ全てを一体化する方向に転換し、大幅な設計変更が入ったため設計期間が延びてしまいましたが、最終的に、設計から型製作までが2カ月程度、鋳造と加工に1カ月程度の期間にて満足いただけるものを納品することができました。

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