事例紹介

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石膏鋳造

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砂型鋳造用の木型は製品の形状をそのまま切削していきますが、石膏鋳造用の木型は製品の形状を反転して切削していくため、製品の凸形状が型では凹形状に、製品の凹形状が型では凸形状になり、厚み1mの細板が隙間1mmの細溝になってしまい、切削難易度が高くなります。

それに加え、石膏鋳造はシリコンゴムで反転をするため、型の切削面の面精度(滑らかさ)が重要となります。

更に砂型では成型困難な垂直面も石膏鋳造用の木型では成型可能です。

垂直面は勾配が付いた面よりも切削難易度が高いため、機械切削時の工具選定や切削手順についても、より多くの問題点を解消しながら進めていく必要があります。

当社は独自の製法を確立しており、型の寸法精度は3Dデータと比較して0.1mm以内の誤差に収めることを実現し、信頼をいただいています。

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